株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
当社第47期中間期(2024年10月1日から2025年3月31日)の事業報告にあたり、一言ごあいさつ申し上げます。
当中間期におきましては、インフレ減速を背景に景気は底堅く推移したものの、欧州や中東における地政学リスクの長期化や米国の関税政策を受け、先行きに対する不安が一段と高まりました。
一方で、当社は事業規模拡大を見据えた戦略的施策を展開し、事業活動は好調に推移しました。
特に販売面では、旺盛なプラスチック容器需要に押し上げられた機械・金型需要を確実に取り込み、主力の中小型機を中心に受注高、売上高が好調に推移するとともに、金型及び部品その他においては受注高、売上高ともに中間期では過去最高を記録し、製造からアフターフォローまでワンストップでサービスを提供する当社の強みを示す結果となりました。
これにより、全体の受注高、売上高はいずれも中間期としては過去最高を記録し、利益面も大幅な増益となりました。
今後につきましては、生活必需品に根差した当社の製品需要は着実な成長を見込んでおり、卓越した技術と販売戦略で更なる事業規模拡大に努めてまいります。
また、気候変動に代表される環境問題などの社会課題対応も当社の重要な責務であると認識しております。当社は、バリューチェーンにおける環境対応を進めるとともに、環境対応技術に強みを持つ当社製品を通して持続可能な社会の実現を目指してまいります。
株主の皆様におかれましては、当社グループの更なる成長にご期待いただき、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2025年6月
代表取締役会長
青木 大一
代表取締役社長
藤原 誠